2199年11月12日

艦内時間10:45 遂に包囲網を抜ける。
後方よりガミラス艦隊の追撃。
13:30 異次元断層の出口にさしかかる。
イスカンダルのスターシャからの通信を受信。
14:18 異次元領域からの脱出に成功。
16:00 メインクルーが作戦室にてエルダーウッド宙域*1の航路を決定。
左の赤色巨星を「エルダー1」右を「エルダー2」と名づけ、エルダー1の方へ進路をとる。


やっと!やっとこの異次元領域を抜け出せる!
ヤマトのスピードがわずかに勝り、包囲網を抜けだすことができた。さすがだ!島航海長!
そして幽霊船のコンピュータから得たデータに基づき、出口*2へとひたすら走る。
ここで相原さんがレーダー勤務についたため、私は再び第一艦橋の通信席に座った。
後ろからガミラス艦隊の攻撃が遠慮なく襲ってくる。でも、ブラックタイガーを出撃させている余裕はない。古代さんが悲鳴をあげて島さんに「逃げろ!早く!」とせかしていた。相原さんが必死に正確な出口の位置を探している。
その時謎の電波を受信した。ガミラスのものではない。急いで変換してみる。かすかだが音声が聞こえた。私は相原通信班長を呼んだ。相原さんが増幅装置を操作して音声をパワーアップさせた。
沖田艦長の命令で、メインパネルに映像を出す。最初は焦点の合わなかった映像がだんだん形となってきた。そして女性の声がスピーカーから流れた。
イスカンダルのスターシャからの通信だった。メインパネルに映し出されたスターシャの顔はとても美しかった。まるで女神さまみたい。こんな異次元の世界でみるから余計に神々しく見えるのかもしれない。
異次元断層の出口への正確な方向が指し示された。相原さんがただちに操縦席の島さんへデータを送る。相変わらずガミラスの攻撃が後をおってきたけれど、もうそんなものは気にならなくなっていた。スターシャが示す方向へ引き寄せられるように、ヤマトは進んでいった。
まわりの景色がかわった。星が見える。銀河系ほどではないけれど、星の光があちこちにあった。それがまたたいて見えたのは私の気のせいだったのかな?もしかして私の目に涙が溜まっていたからかもしれない。
元の世界に戻れて本当に嬉しいよぉ〜。(^^)

ヤマトは赤色巨星の多く存在する宙域にやってきた。沖田艦長はここを「エルダーウッド宙域」と名づけた。この星系自体が古い、老いた星々の集まりらしい。
この宙域を抜けるまでの目標日数は、地球を出発してから140日目までだそうだ。今日で地球を出発してから35日目。楽勝だけど、何があるかわからないものね。
気を引き締めていきましょう(^^)・・・と、ちょっと良い子ぶってみました(笑)


人類滅亡まであと328日・・・・

TVシリーズ該当話 初回放映日

「必死の逃亡!!異次元のヤマト!!」

1975/ 1/12

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1*

エルダーウッド宙域はゲームオリジナルのシナリオである。

2*

TVでは幽霊船のシナリオはないため、ガミラスに追われ、エネルギーも底を突いたヤマトを助けて出口まで導いたのはイスカンダルのスターシアだった。ゲームではどちらかといえば出口を通り抜けるための支援をしたにすぎないように思われる。