|
ひたすら平穏に進んでいたのに、真田さんがいきなりストップしろといった。見ると宇宙要塞がある。偵察に無人ポッドを出してみるとバラバラに壊れてしまった。どうやら宇宙要塞から発しているマグネトロンウェーブによって金属の継ぎ目がはずれてしまったらしいのだ。このままヤマトが近づいたらヤマトでさえバラバラに分解されてしまう。
これは宇宙要塞に乗り込んで内部を爆破するしかない。真田さんは工作室でシームレス機の製作にとりかかった。
その時敵艦が襲ってきた。ヤマトが動けないのをいいことに狙ってきたのだ。主砲で応戦するしかない。なんとか3隻を撃沈した。
真田さんがシームレス機を完成した。宇宙要塞を爆破するには真田さんが攻撃隊としていかなければならない。シームレス機の操縦と護衛のために古代さんも同行することになった。
シームレス機の具合は良好のようだ。宇宙要塞に着陸した。なるべく通信は切らないで二人の様子を伺いたいところだが、マグネトロンウェーブの影響は通信機に顕著に表れる。とぎれとぎれにしか二人の会話は聞こえてこない。なんだか、「兄さん」*1という言葉が聞こえるみたいだけど、あんなところで何を話しているのかしら?
宇宙要塞の中にはガードロボットがうようよいるみたいだ。よかった、古代さんが護衛でついていて。真田さんひとりだったら悲惨だったわ。
どうやら二人は宇宙要塞の奥深くまで入り込んだらしく、会話はほとんど聞こえなくなった。だんだんヤマトの装甲にもマグネトロンウェーブの影響が出始めている。二人は無事だろうか?
宇宙要塞の爆発を確認。
え?「ばかやろ〜」?古代さんの声だ。誰に向っていっているんだろう?「誰が大馬鹿やろうだって?」真田さんの声も聞こえる。よかった。二人とも無事だったんだ(^^)
二人が帰還した。真田さんは手足のない状態で戻ってきた。え?え?え?真田さんの手足って作り物だったの*2?すぐに工作室に入ってしまったので、あまり詳しいことは聞けなかった。なんでも子供の時のロケットカーの事故で手足を失ったそうだ。
でも生きていてくれて本当によかった。
マグネトロンウェーブがなくなったので、再びバラン星をめざして進んだ。
|