2199年12月18日

夜が明けて、スターシャさんと地球防衛軍の将校服を着た男性がヤマトを訪れた。なんと!古代さんのお兄さんの古代守さんだったのだ!冥王星戦線で戦死したと思われていた古代守さんは、実はガミラスの捕虜となり本星に連行されるところだった。しかし、その宇宙船も難破したらしく、イスカンダルの近くを漂流しているところをスターシャさんが助けたのだという。スターシャさんの手厚い看護で、古代守さんの怪我はすっかり癒えていた。
話を聞いて、真田さんは二人のいる艦長室へ飛び込んでいったらしい*1。あの冷静沈着な真田さんにしては珍しいことよね。でも無理もない。真田さんは古代さんのお兄さんとは宇宙戦士訓練学校の同期で親友だったんだもの。

コスモクリーナーDの積み込みも完了し、ヤマトの出発の時が迫っていた。沖田艦長はイスカンダルにひとり残されるスターシャさんを地球へ来ないかと誘ったそうだけれど、スターシャさんはイスカンダルと運命を共にするといって、ひとりヤマトを退艦していった。
私はその時発進準備に追われていて知らなかったのだけど、古代守さんは結局スターシャさんと共にヤマトを降りたそうだ*2。二人は愛し合っていたのだ。古代さん、せっかくお兄さんに会えて一緒に地球へ帰れると思ったのに可哀想。
でも、第一艦橋に戻ってきた古代さんは晴れ晴れとした顔をしていた。お兄さんが生きていてくれただけで嬉しいんだろうな。愛する女性もそばにいるわけだし。うーん、なんだか羨ましい気分(^^)


ヤマトは出発した。メインスクリーンに、手をふってヤマトを見送っている古代守さんとスターシャさんの姿が映った。二人ともお幸せに〜。

さて、ヤマト艦内では、これから地球へ戻るまでにコスモクリーナーDを組み立てなければならない。真田さんはまだまだ仕事がいっぱいあって忙しそうだ。
相原さんがヒマそうにしていたら、真田さんが「組み立て手伝うか?」と声をかけてきた。油まみれになる力仕事だぞ、だって。相原さんはあわてて「いや、ぼくは通信士だから・・・」って言い訳していた。
通信士、金と力はなかりけり、なぁんてね(^^;)。
真田さんは私にも声をかけてきた(そんなにヒマそうに見えるのかな?)けど、冗談でしょ!レディに力仕事なんてさせないでよぉ〜。真田さんの近くで働けるのはいいけどさ(^^)
戦闘班は戦いがなくなったのでヒマをもてあましているみたいだからそっちにまわしてください。



人類滅亡まであと294日・・・・

TVシリーズ該当話 初回放映日

「イスカンダル!滅びゆくか愛の星よ」

1975/ 3/23

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1*

ここはムービーになっている。真田さんの顔が恐いんですけど〜(^^;)

2*

ここもムービーになっている。スターシャの声は上田みゆきさん。結局TVシリーズでの薮くんの乱(?)は無視されたみたいだ。かわいそうに。