大交響詩 幻想軌道1999

1999年9月4日 18:00公演 ひとみ
1F9列目ということで、佐々木さんのお顔がはっきり見えるな~(*^^*)と楽しみにしておりました。舞台が近くて感動です。上の匿名希望さんの目の前には負けましたが(笑)、目の悪い私でもオペラグラスなしではっきりとお顔を拝見することができました。
また、佐々木さんの生の歌声が聞こえるのではないかと期待していたのですが、右側のスピーカーからの音量がものすごくて生の声は聞こえてきませんでした。ちょっと残念。最初は「銀河鉄道999」からの音楽をオーケストラで演奏します。映画のシーンを思い出しました。(映画は見たのですが、TVシリーズはあまり見ていなかったのです^^;)特に「さようなら銀河鉄道999」で、鉄郎が地球を離れるシーン、おやじさんが飛び立っていく999を見上げながらいうセリフがありましたよね。あの渋いお声が好きだったので、思い出しただけで泣けてきました。
ただ、999は交響組曲にはなっていないのでしょうか?曲と曲との間が不自然に空いてしまったので、ブツ切りの印象を受けたのが残念でした。
その点、「宇宙戦艦ヤマト」は交響組曲をさんざん聞いてきましたので、スムーズに感じましたね。宮川先生の指揮する姿がまたパワフルで(笑)。スクリーンに映像がでていましたが、宮川先生の後ろ姿のほうに目がいってしまいました。ヤマトの曲は懐かしいの一言です。やはり心踊ります。原点に戻ってきた!といった感じです(^^)。宮川先生と青木先生と佐々木さんのトークは爆笑ものでした。佐々木さんの「いさお笑い」も久しぶりに生で聞いた・・・(笑)休憩を挟んでの第二部。冒頭は松本零士先生と工学博士と数学の教授と・・・。一体何が始まるのかと思いました(笑)。お話は面白いものでした。特に、数学の先生である佐治先生(?)が「因数分解は美しい」とおっしゃった時には、思わず肯いてしまった(笑)。因数分解、好きだったんです。(これでも一応理系人間のはしくれ)こちらの先生に数学を習ってみたかったですね。
少年たちに宇宙への夢を!というのがお話の骨子だったように思うのですが・・・・大人にも夢をください>先生がた(^^)
松本先生は絶対に宇宙へ行くんだとおっしゃっていましたが、私も行きたいです。早く一般人も行けるようにならないかな~とお話を聞きながら思いました。ハーロックの音楽も交響組曲のレコードを昔持っていたので、懐かしかったです。特にスクリーンにラフレシアが映ったのが嬉しかった(笑)(好きだったもので^^;)水木一郎さんが1000曲ライブのあとということで生でお出にならなくて残念でした。
エメラルダスとハーロックサーガの曲は、ビデオを見ていないのでイマイチなじみがなかったのですが、オーケストラの演奏をあんな間近で聞くということがまれな体験だったので、充分音を楽しむことができました。そしてアンコールにはタケカワユキヒデさんが登場。映画版主題歌「銀河鉄道999」をノリノリで歌ってくださいました。もしかして生で見るのは初めてかも(^^)ゴダイゴも好きだったのでちょっとコーフンしてしまいました~。佐々木さんの「真っ赤なスカーフ」は、しっとりと歌っていらして聞き惚れました。
ラストは全員で「宇宙戦艦ヤマト」と歌って終わりでした。
千秋楽だし、スタンディングオベイションがあるかな~と身構えていたのですが、みなさん大人しくていらっしゃる(笑)
拍手だけで終わりましたね。

そういえば、始まる前にコスプレをしているかたがたが入場していましたが、あの方達はいったい???私の席からは遠くて顔まで見えませんでしたが、ハーロック、メーテル、鉄郎、あたりの頭が見えました。てっきり舞台にあがるんだと思っていたのですが・・・。

今回の幻想軌道を聞きに行って、なんだか宇宙への憧れが再燃してしまいました(^^)。999みたいな宇宙列車で旅ができる日が早くくるといいですね。