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ヤマトが向っていた中性子星を取り囲むようにして敵艦隊が出現した。最近は突然大艦隊が現われるからあせってしまう。
レーダーで見ると２時の方角だけ空いていた。とりあえずそちらに待避することになった。
なぜ戦わないのか？実はクルーの中に身体の不調を訴えるものがでてきたのだ。今のところごく少数だけど。中性子星の影響がでているのかもしれない、と真田さんが艦長に進言して健康診断をすることになった。森生活班長が艦内を駆け回っているのが見えた。どうも健康診断なんて面倒だと思っている人が多いみたいで、予定通りに進まず森さんの目が吊り上っていた。航海班なんて敵から逃げおおせるかどうかの瀬戸際だから、そんなもん受けてられるか！と森さんにくってかかった人もいたらしい。あーあ、大変。我が通信班にも筋金入りの医者嫌いがいる。副班長だ。佐渡先生の白衣を見るだけでかえって具合が悪くなると言ってどうしても医務室に行こうとしない。しょうがなくて相原さんの命令のもと、通信班員４人がかりでひきずるように連れていった。もう〜でかい図体して子供なんだからぁ〜。
副班長の姿をケラケラ笑っていた私にも健康診断の順番が来た。なんと！休養命令を受けてしまった。中性子の影響がでているらしいのだ。専門的な説明を受けてもよくわからない。とりあえず、部屋に戻って寝てればいいのよねぇ〜*1。これ幸いと、いや、もとい、後の勤務に障るといけないので(^^;;)部屋に戻って寝た。
だからそのあと敵艦と遭遇して戦闘状態に入ったことも、実は知らなかったの。ごめんなさぁーい！通信班長！（汗）
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