2199年11月19日

艦内時間13:00 超新星爆発跡の暗黒ガス帯を抜け出す。
13:30 ワープ開始。しかし強制ワープアウトする。
前方に敵1個艦隊発見。波動砲で撃破。


そろそろ暗黒ガスを抜けられそうだ。だが、ひとつの星の死に立ち会ったことで私たちの気持ちは沈んでいた。古代さんは特に戦闘の責任者として、自分たちの戦闘が赤色巨星の超新星爆発を起こすきっかけを作ってしまったのではないかと落ち込んでいた。そんな古代さんに沖田艦長は「古い星はいずれ滅んで新しい星に生まれ変わるのだ」となぐさめていた。そうか、今ヤマトのまわりにある暗黒ガス。これが長い時間をかけて集まって、またひとつの星を作るのね。そしてまた私たちのような人類が生まれるかもしれないのね。
宇宙の神秘を感じながら、ヤマトはようやく暗黒ガス帯を抜けた。あとは細い通路となっている。
時間のロスをとりもどそうと、ワープを行うことになった。いつもどおりのワープ。しかし、安全装置が働いて強制ワープアウトしてしまった。どうやら敵艦隊が接近していたせいらしい。せまい通路である。この敵を倒さないことには前に進めない。波動砲で撃破した。
このあたりに敵はいないだろうと思ったのに、どうして1個艦隊だけうろうろしていたんだろう?何かたくらんでいるのでは?とっても不安・・・。


人類滅亡まであと321日・・・・

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